サニタリー配管修理

Nex’s-K.Cのサニタリー配管修理・改修が選ばれる理由

食品・医薬品・化粧品・半導体などの製造工場では、サニタリー配管が製品の安全と品質を支える重要な役割を果たしていますが、設計や使用環境によってはトラブルが発生し、生産ラインの稼働停止につながることもあります。Nex’s-K.Cでは、単なる不具合の“応急処置”に留まらず、再発防止と設計力を重視したサニタリー配管の修理・改修サービスを提供しています。


よくあるサニタリー配管のトラブルと修理ニーズ

  • 液だまり:CIP洗浄後に残液が溜まり、乾燥できない構造
  • リーク・滲み:継手や溶接部からのわずかな漏れ

  • 部品摩耗:ガスケットや継手の劣化による不具合

現場での一時対応では解決できないこれらの問題は、設計起因であることが少なくありません。


「修理」ではなく「設計からの見直し」で再発防止へ

こうしたトラブルは、その場しのぎの修理では再発する恐れがあります。そこでNex’s-K.Cでは、問題箇所の設計段階からの見直しによって根本解決を図ります。まずお客さまから状況をヒアリングし、現地調査や図面確認を行い、トラブルの原因を追求します。その上で蓄積したノウハウを活かし、配管勾配の調整によって液だまりを解消するなど、設計変更も含めた改修案をご提案いたします。単に壊れた部分を直すだけでなく、なぜ不具合が起きたのかという根本原因まで見据え、再発しない配管づくりを目指す姿勢が弊社の特徴です。

  • 勾配不良 → CADで再設計、液だまりゼロへ最適化

  • 溶接ビード段差 → 内面研磨で段差をなくし、要望に応じて電解研磨を実施

“直すだけ”ではない、製造ラインの「稼働継続」を目的とした設計提案が可能です。


修理対応範囲|スポットからユニット再製作まで柔軟に

修理内容対応方法
配管のリーク補修再溶接・内面研磨
ガスケット・継手交換FDA/USP対応部材(EPDM/PTFE等)に即応
スプール部品製作現地寸法に合わせた新規加工+短納期対応
ユニット全体改修P&ID再設計〜製作〜試運転まで一貫対応

急ぎのスポット対応から、構造見直しを含む全面的な更新まで、柔軟な対応体制を構築しています。


GMP・HACCP対応

医薬品・食品工場では修理後の設備が適切に機能することを証明する書類が求められますが、Nex’s-K.CではGMPやHACCPに沿った書類の整備も万全です。配管の材質証明書や溶接検査記録から、改修内容に応じたIQ/OQなどの適格性評価資料の作成支援まで対応します。

  • 材質証明書(ミルシート)

  • 溶接管理記録(WPS/ロット記録)

  • 写真記録(修理前/後)

社内監査・外部監査での突合せにも対応可能な形式でご提供します。


事例紹介|サニタリー配管修理・改修の実績

【製薬工場】:医薬品原料の液だまり修正

医薬品の液だまりが発生するという課題に対し、CADによる配管傾斜最適化を実施(O製薬様実績)

【飲料工場】:

1.リーク部の再溶接と清浄度測定対応

CIP後の洗浄液に泡が混じるという症状を受け、溶接部の再施工とビードカット仕上げにより改善。製造停止を最小限に抑制。

2.ジャケット配管の設置

夏場、CIP後製品の温度が下がりにくかったため、熱交換器出口にジャケット配管を設置して、生産性を高めた(O製薬様実績)


ご相談の流れ

  1. お問合せ・ヒアリング(オンラインまたは電話)

  2. 現場写真・図面のご提供

  3. 問題箇所と修理方針のご提案(無料)

  4. 必要に応じて現地対応・修理・再設計を実施

最短営業日での図面レビューとお見積り提示が可能です。

まとめ|“直す”だけでなく、“止めない”配管づくりを

生産現場において、配管トラブルによるライン停止は大きな損失です。Nex’s-K.Cは、ただ目の前の不具合を“直す”だけでなく、その先の“止めない”生産を実現する配管づくりに取り組んでいます。サニタリー配管のトラブルでお困りの際は、ぜひNex’s-K.Cにご相談ください。確かな技術でお客さまの安心・安全なものづくりを支えます。


ご相談・お問い合わせはこちら

サニタリー配管・修理に関するお悩みやご相談は、どんなことでもお気軽にお寄せください。

“図面どおり”は最低条件。Nex’s-K.Cはその先を見据えた修理をご提案します。まずは左記「仕様相談・お見積り依頼はこちら」までお気軽にお問い合わせください。