ライニング配管

Nex’s-K.Cのライニング配管が選ばれる理由

高濃度薬液、超純水、アルカリ洗浄液、レジスト液、エッチング液など、腐食・溶出・金属汚染のリスクを抱える配管には、金属の表面をフッ素樹脂で内面処理する"ライニング配管"が最適です。

Nex’s-K.Cでは、設計段階から材質選定、成形、検査、据付後の維持管理に至るまで、全工程において高い信頼性と実績を誇るライニング配管ソリューションを提供しています。



Nex’s-K.Cのライニング配管が選ばれる理由

 ライニング精度を左右する「母材処理へのこだわり」

  • SUS304・SUS316L・インコネル・アロイに対して内面を形成
  • 継手部や溶接ビードも滑らかに仕上げ、ライニング材が均一に密着しやすい構造へ最適化

高い密着性と耐久性を実現する「成形・接合技術」

  • PTFE・PFA・PTFE・PVDFの熱成形/押出成形に対応
  • クリーン環境での成形・加工により、異物混入ゼロを実現
  • 樹脂と金属の熱膨張差を考慮したストレスリリーフ構造を標準化

信頼性を裏付ける「徹底した検査・リーク対策」

  • 空圧試験、ヘリウムリーク試験などによる全数検査
  • 内面状態(Ra)や膜厚も記録し、検査成績表を添付



仕様別|最適材質と選定ポイント

ライニング配管とは、金属製の母管の内面にPTFEやPFAなどのフッ素樹脂をライニング(内貼り)することで、配管自体を腐食から守る技術です。これにより、化学薬品製造や半導体、医薬分野などで不可欠なインフラとして活躍しています。

使用環境推奨ライニング材特徴
強酸・塩素系PTFE耐薬品性・高温耐性
超純水・半導体PFA/PVDF非吸着性・金属不使用
溶剤・アルコール類PVDF高耐溶剤性・機械的強度
医薬製造PTFE+クリーン梱包GMP/FDA対応可



Nex’s-K.Cの製作工程と高品質体制

  1. 母管製作:SUS・ハステロイ管の選定と加工、表面研磨
  2. ライニング工程:PTFE・PFA・PVDF樹脂の加熱・成形・密着処理
  3. 検査工程:空圧/加圧リーク試験・膜厚測定
  4. クリーン梱包・出荷:クリーン環境での最終洗浄・包装



導入事例|成果を上げた現場での活用

  • 【半導体】:薬液搬送ライン:PFA管でメタルフリーを無塵環境で製作(T社様実績)
  • 【化学薬品製造】: レジスト液ラインへPTFEライニング管を導入。耐食性向上に寄与、
                              強酸・アルカリ環境において耐食性向上に寄与(T社様実績)
  • 【医薬工場】:CIPに耐える構造で、無菌製造ラインの洗浄性・耐食性向上に寄与(O製薬様実績)




よくある課題とNex’s-K.Cの解決策

課題原因解決策
ライニング層の剥離熱膨張差、成形ムラ熱緩衝構造 + 成形温度の最適化
接合部からのリーク接続構造クランプ+シール最適化設計



Nex’s-K.Cのサポート体制と無償サービス

  • 材質証明書、溶接検査記録、検査成績書、耐薬品データ等一式提供
  • CADによるモデル確認/設計支援(STEP/DWG/IGES)
  • 無料設計相談/材質提案/図面レビュー(最短営業日でご提案)




まとめ|ライニング配管は材質と設計の最適化が鍵

配管のトラブルは、現場での交換や生産停止という形で大きなコストとなります。だからこそ、ライニング配管には「初期設計」から「検査・施工」までの一貫した信頼性が求められます。

Nex’s-K.Cでは、流体特性・温度条件・洗浄方式などあらゆるファクターを踏まえ、最適な材質・構造・工程を提案いたします。




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ライニング配管に関するお悩みやご相談は、どんなことでもお気軽にお寄せください。

Nex’s-K.Cの強みは「対応力」です。お客様さまからのご依頼には代表自らが対応させて頂き、図面・仕様を拝見しながらご要望をヒヤリングします。これまで蓄積されたノウハウをフル活用し、素材から仕様、加工方法、納期に至るまでお客さまにとってベストな答えをご提案します。まずは左記「仕様相談・お見積り依頼はこちら」までお気軽にお問い合わせください。