
インタビュアー
今回、環境リサイクル装置への配管製作を検討されるにあたって、どのような課題がありましたか?
内藤様
これまで1社に依存して配管製作をお願いしていたため、コスト面での比較が難しい状況でした。さらに今回は大口の案件で、従来の協力会社1社だけでは対応しきれない規模だったんです。
新規の会社にも声をかけて進めていたのですが、案件が進むにつれて「納期的に難しい」と言われてしまって。交渉してもどうにもならず、他の会社を探さざるを得なくなりました。
2層ステンレスという特殊な素材で技術的にもハードルが高く、相談した他社でも「うちでは難しい」と断られることが多かったんです。結果的に、技術面と納期の両方で困っているという状況でした。
インタビュアー
なるほど。今回は船便の関係もあって納期の遅れが許されなかったということですね。
スケジュールの制約に加え、技術的にも対応できる会社が限られていたことが課題ですか?
内藤様
そうですね。その通りです。

インタビュアー
技術的な観点から、今回弊社にご発注いただいたということでしょうか?
内藤様
はい。最初に社長とお会いしたのは北九州の商談会でした。
その後、弊社にお越しいただいて交流がありましたが、当時は具体的な見積もり依頼などはありませんでした。今回、ちょうどメルマガで「うらなみ溶接」の実績を拝見し、「もしかしたら相談できるかもしれない」と思ってご連絡させていただいたんです。
納期が迫る中で試作を行う余裕もなく、技術的な信頼性が何より重要でした。
インタビュアー
うらなみ溶接に対応できる会社が限られていたということですね。
内藤様
そうなんです。技術的に難しい案件だったので、対応できない会社も多くありました。その点、Nex's-K.Cさんは技術的に問題なく、かつ納期をしっかり守れるという安心感がありました。
近藤様
まさに「うらなみ溶接」が今回のキーワードでした。
技術的なハードルが高い中で、Nex's-K.Cさんのメルマガでその実績を知ったことが大きかったです。「うらなみがきれいに出ているか」を見れば技術力が分かるので、安心してお願いできました。
インタビュアー
今回の取り組みを踏まえて、今後ネクサスに期待することを教えてください。
内藤様
今回のご縁をきっかけに、長くお付き合いできればと思っています。
配管自体の案件は頻繁にあるわけではありませんが、今後は部品製作などでもご相談できるのではと考えています。
まだネクサスさんの対応範囲をすべて把握できていないので、「これはお願いできるかな?」というところから少しずつ一緒に取り組んでいきたいです。
近藤様
うらなみ溶接をはじめ、今回のように高い技術力を必要とする案件にも柔軟に対応いただけたのが印象的でした。
今後も、ものづくりのパートナーとして期待しています。
Nex's-K.C 木下
弊社としても、内藤様をはじめ、ご担当者の皆様には大変丁寧にご対応いただき、納期にも間に合わせることができました。
仕様の打ち合わせも何度も行い、手戻りなく進められたのは協和ファインテック様とのスムーズな連携のおかげです。